死ぬ時に何を思っていたか、何に意識が向いていたかで、
その先に行くところが変わってゆきます。
死ぬ時に執着をしていることがあれば、その執着していたものの近くや、
執着していたものと関係のあるところに、生まれたりします。
インドの昔の聖者のお話で、こんなお話があります。
親と死に別れてしまった小鹿と森の中で出会った聖者が、その小鹿を育てます。
ですがある時、その聖者が死ぬ時を迎えてしまいました。
聖者は、その小鹿がその後、ちゃんと生きていけるか気になっている状態で死にました。
そして、生まれ変わった先は、その小鹿のそばに鹿として生まれて来たのでした。
私の師匠(以下グルジ)の話では、こんな話もありました。
グルジの友人で、何よりもラム酒が好きな友人がいるとのこと。
その人は、家族よりも何よりもラム酒が好きだそうです。
グルジいわく、そういう人はラム酒に浮かぶ虫に生まれ変わると。
そのように死ぬ時に、思うことによって、次に生まれ変わる先が決まります。
死ぬ時に朦朧として死ぬ場合は、朦朧となる前に思っていたところに行くそうです。
そうなると死ぬ時に、思うこと、意識を向けていくところが、とても大切になるわけです。
でも、普段はネガティブなことばかり考えているのに、死ぬ時だけポジティブなことを急に思えるはずもありません。
普段から、自分の意識を向けていくところを定めて生きることか大切なのです。
私たちは、肉体でも心でもなく、魂です。
それは皆と別々の魂ではなく、1つの魂である源です。
それにいつも意識を向けていけば、死んだ先には源に向かうことが出来る。
『バガヴァット·ギーターの世界』上村勝彦著に、こんな風にも書かれてあります。
『絶対者ブラフマンの象徴である「オーム」という聖なる音を唱えて、
クリシュナを念じつつ死んでいけば、その人は最高の帰趨に達するとされます。
すなわちブラフマン、最高のプルシャと一体になることができるのです。』
Jyotismatiではヨガのレッスンの時に、AUMチャンティングを行っています。
聖なる音を一緒に唱えにレッスンに来てみませんか。
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☆1月26日(日)
立石ヨガ 10:00~11:30
☆1月19日(日)
春日部ヨガ 10:30~12:00
☆1月25日(日)
ルノルマン勉強会 12:00~15:00
今回はルノルマン双六を予定してます。
(満員御礼)
☆2月8日(土)、15日(土)、22日(土)
立石ヨガ 10:00~11:30
☆2月2日(日)、16日(日)
春日部ヨガ 10:30~12:00
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